視察研修~in 熊本

3月13~15日にかけて、熊本県の不知火町と八代市で視察させていただきました。


不知火町は「塩トマト」のブランドで有名。写真の1~2枚目がそこで作られているトマトと

生産者の田川さん、池田さん。干拓地での栽培ということで、地下水のECが原水で低い所でも1.0・・・高いところだと10前後。恐ろしい数値ですけど・・・

その環境下で試行錯誤されて栽培されてるのには脱帽です。しかしながら、やはりそれぞれに課題がありますが、そのあたりも今後の課題として克服していくのだと思いました。



3~5枚目は八代市で大玉トマトを栽培されているハウス。同じ熊本でもマーケット先のニーズによって栽培方法や品種選定を地域によって変化させているのは面白いです。



6~7枚目は、八代市でユリ栽培をされている「多田園芸」さん。同じユリ生産者として、何度来ても仕事の効率化をすごく意識されてる見習うべき所が多い農園です。若い後継者も育ってきており、ますます高品質で安定的な生産が期待できました。



今回も熊本県を主に見学させて頂いて感じたことは、ますますハウスの建設が進んでいるなぁ~ということと、生産性やそれに伴う技術、知識、経営能力が優れている若い世代の台頭。高齢化がますます進むことによっていろいろな面で二極化が進むであろうと思われました。地元、高知では熊本ほどの広域な畑もないし、消費地からは遠いという立地的な不利もあり、「高知でしか出来ない事」を確立していかないと。を凄く意識させられました。


今回お世話になった皆さん、ありがとうございました。

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りぐる

りぐる=ユリ作り×生姜作り×土作り×人との繋がり ”りぐる”とは・・・土佐弁で「方法や材料を吟味して選ぶ、工夫する」という意味です。 この言葉のように品質の良いユリやハウス生姜などを提供できるように、こだわって生産しています。