九州~大阪、奈良視察

2月12~14日の行程で、鹿児島、熊本、大阪、奈良へと視察に行ってました。

今回は九州はユリ生産者4軒、大阪ではお花屋さん、奈良では菊生産者、イチゴ生産者への視察になりました。

鎌田夫妻のハウス、独立2年目で少しづつ経営も栽培も軌道に乗り始めました。熱心な生産者さんで試行錯誤しながらレベルアップしていっていました。

多田園芸さん

規模と品質の良さから安定の経営をなさってます。仕事の動線や効率も大変よく考えられていて、見習う点はたくさんあります。ご家族や外国人研修生のなかの良さや明るさも、とても良い仕事環境だという裏付けだと思いました。


下久保花卉園芸

まだ20代という若さながら、品質の高さは九州でも随一だと思います。熱心でまだまだ伸び盛り。これからどういう風に活躍されていかれるか楽しみな青年です。

大山さん

何歳になっても積極的に新しい栽培にも取り組み、常に進化していくその姿は見習う点がありました。本当にお花が好きで、愛情たっぷりに手間暇を惜しまず育てられたユリたちはとても品質が高く、すばらしいものでした。

大阪では、お花屋さん達と打ち合わせ。バレンタインも明日に控えての会合だったのですが、「フラワーバレンタイン」ということで、お花屋さんへ花束を。普段、商材として買っていただく側の生産者から、普段、お客様へ作る側のお花屋さんへ手渡し。お互い、商品として見慣れているお花ですが、選ぶ楽しみや貰う嬉しさなどを再確認しながら、やっぱりお花に携わる仕事しててよかったね。などと盛り上がりました。

3日目は、奈良県平群町へ


菊の産地ですが、ちょうど今の時期は畑に菊はなく、土作りの季節でした。代わりに平群で有名になってきている「古都香」というブランドのイチゴを見学させていただきました。

その他にも白いイチゴや黒いイチゴなど販売戦略を考えて栽培する品種を変化させていっているのは、しっかりターゲットを絞ってマーケットからのフィードバックをされている点は同じ考え方なんだなぁと思いました。販売と栽培と両立して考えないと駄目な時代になってきました。それに加えて経営も考えないと難しい。勉強になりました。

最後にフラワーバレンタインの花束を作っていただいて、奥さんにプレゼント。

生産側だけじゃなく、消費側の目線で考えれるように。そして消費側の満足度を上げれるような品物作りにこれからも取り組んでいきたいと思います。


お世話になった皆様、ありがとうございました。高知へ来られたときにはご一報ください。

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りぐる

りぐる=ユリ作り×生姜作り×土作り×人との繋がり ”りぐる”とは・・・土佐弁で「方法や材料を吟味して選ぶ、工夫する」という意味です。 この言葉のように品質の良いユリやハウス生姜などを提供できるように、こだわって生産しています。